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    多用途ヘリコプター

    BK117

    その使命に、まっすぐ。

    BK117ヘリコプターは、約40年前、ドイツのメッサーシュミット?ベルコウ?ブローム社(現?エアバス社)と共同開発した初の国産中型双発ヘリコプターです。1983年に初号機を納入して以来、改良を重ね、優れた運航?安全性能により、警察?消防?報道?救急医療など幅広い分野で社会に貢献してきました。その使命に、まっすぐ。BK117は今日も現場へと飛び立ちます。

    1分でわかるBK117
    ヘリコプターの仕事

    BK117ヘリコプターは、安全性?信頼性?操作性に優れ、遭難者の救助、消火活動、救命救急なと?、様々な場面で社会に貢献しています。

    一刻を争う命の
    もとへ駆けつける

    ドクターヘリは、患者を医師のもとへ運ぶだけではなく、医師を患者のもとに運ぶ使命があります。命の危険がある病気や怪我は、一刻も早く医療行為を受ける必要があり、救急医療の現場では、医師を最短時間で安全に運ぶことが求められます。近年では、ドクターヘリの普及により、医師が出動できるエリアが大幅に拡大しました。

    荻野 隆光 Ryukoh Ogino

    川崎医科大学附属病院 救急科?高度救命救急センター 部長

    命の危険がある病気や怪我は一刻を争う問題で、すぐに医療行為を受けさせる必要があります。ドクターヘリは、患者を医師の元へ運ぶだけではなく、医師を患者の元に運びます。現場で医療行為を行うことで、助けられる命が増えるのです。

    プロフィール

    弘前大学医学部卒業。横須賀米海軍病院、米国での外科研修を経て、1989年より川崎医科大学付属病院で救急医療に従事。航空機等を使った救急医療を研究する第一人者のひとりとして、現在もドクターヘリを活用した救命救急活動の最前線に立つ。

    BK117Development

    ヘリコプター開発に懸ける想い

    BK117の高度な性能や信頼性の裏側には、長い年月をかけて開発した技術やノウハウの蓄積、多様な顧客のニーズに応えてきたエンシ?ニアたちの挑戦があります。BK117をはじめとする様々なヘリコプターの開発?設計に携わるエンジニアが、当社の強みや開発に懸ける想いを語ります。

    加藤 浩哉 Hiroya Kato

    川崎重工業株式会社 航空宇宙システムカンパニー ヘリコプタプロジェクト本部 ヘリコプタ設計部 副部長

    多様なお客様のニーズに応えるため、安全性を第一に技術の試行錯誤を重ねています。最新のBK117は、当社独自の精密なシステムや装備品により、さらなる性能向上を実現しています。

    BK117が
    信頼性の高い理由

    01

    双発エンジン

    BK117ではエンジンを2基搭載しています。万が一のエンジントラブルの際は、片方のエンジンのみで飛行することができるため、安全性に優れています。

    02

    トランスミッション*1

    万が一トランスミッション内の潤滑油が失われても継続的に飛行が続けられるドライラン*2能力を有し、高い信頼性を確保しています。

    *1:エンジンの出力を減速してローターへと伝達する装置

    *2:油が漏れて高温になっても回り続けられる状態

    03

    観音開きカーゴドア(クラムシェルドア)

    機体後部にカーゴドアを設置し、観音開きが可能。担架や物資を容易に搬出入できます。

    04

    広いキャビンスペース

    コンパクトな機体でありながら広いキャビンスペースを実現。さまざまな用途に応じて仕様変更が可能です。

    05

    開発からアフターサポートまで

    機体の開発?製造だけでなく、販売?アフターサポートまですべて川崎重工で行っています。交換部品が緊急に必要な場合でも24時間以内に発送する体制が整っています。

    多様なニーズに応える
    装備品

    カメラ

    報道中継や災害の状況把握などに活用されます。

    スピーカー

    消防?防災活動等において、警報や避難指示を発信します。

    ホイスト

    救助活動で救助員が降下し、被災者を救出する際に使用します。

    消火タンク

    空中消火活動の際に、タンクに水や消火剤を積み、空中から放水します。

    BK117Program

    エアバスとの長きにわたる共同開発

    川崎重工とエアバスの40年以上にわたる共同開発プロジェクトの歴史やそこで培われた信頼関係を紹介します。2019年に開催されたヘリエキスポでは、これまでの両社の開発の成果ともいえるメインローターを4枚型から5枚型に改良した最新型の「H145 //BK117 D-3」を発表しました。

    田村 勝巳 Katsumi Tamura

    川崎重工業株式会社 航空宇宙システムカンパニー ヘリコプタプロジェクト本部 副本部長

    エアバスとは深い信頼関係があり、両社の強みを持ち合わせることで、優れたヘリコプターを生み出すことができました。これからもエアバスと連携し続けることで、より社会に貢献できるヘリコプターを開発していきます。

    アクセル?フンパート Axel Humpert

    Airbus Helicopters Vice President Head of Program H145(バイスプレジデント?H145プログラム担当)

    川崎重工とは1977年にBK117の共同開発を開始しました。川崎重工の技術力は唯一無二と言っても過言ではなく、私たちは厚い信頼をおいています。今後も、長い年月をかけて培ってきた関係を活かし、新しい製品を開発し続けていきたいと思います。

    BK117History

    40年にわたる開発の系譜

    1977

    共同開発 開始

    旧?西ドイツのメッサーシュミット?ベルコウ?ブローム社 (現エアバス社)と共同開発の正式契約を締結。

    1982

    プロトタイプ機

    国産ヘリコフ?ターとして初の型式証明を取得。BK117はその後、フ?ロトタイフ?機からA?B?Cシリース?へと発展していく。

    1993

    BK117 B-2

    フ?ロトタイフ?機からエンシ?ンを換装し、高温?高空性能を高めた「B-1型」をヘ?ースにトランスミッションの出力を向上させ、多用途ヘリとしての活用の幅を拡大した。

    1995

    BK117 C-1

    搭載エンシ?ンを、仏チュルホ?メカの「アリエル」へ換装。これによってホハ?リンク?*3能力か?飛躍的に向上し、その安定した性能て?ヘ?ストセラー機となった。

    *3:飛行中に空中停止すること

    2001

    BK117 C-2

    ?C-1」をヘ?ースに、キャヒ?ンスヘ?ースを30%拡大。また、翼の改良による飛行性能の向上、騒音の低減、見やすい航空計器などのパイロットの負担軽減により、BK117は新たなステーシ?へ突入した。

    2016

    BK117 D-2(H145//BK117D-2)

    搭載エンシ?ンをコンヒ?ュータ制御方式の新型エンシ?ンに変更。また、エンシ?ン動力の核となるキ?アホ?ックスの技術向上により、ホハ?リンク?駆動時間を5分から30分へと大幅に延長させることに成功。

    2019

    BK117 D-3(H145//BK117D-3)

    D-2型と比較して有効搭載重量を150kg増加。また、最新技術を適用してメインローターを4枚型から5枚型に変更し、より快適なヘリコプターへと進化を遂げた。

    1979

    Kawasaki Group Channel

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