Waste FREE(循環型社会の実現)

経済活動や人口の増加に伴い、天然資源の消費抑制や廃棄物排出削減に対する社会的な要請が高まっています。
川崎重工は、資源を無駄なく利用する製品とものづくりで、有限な資源を大切に活かし切り、循環させます。
事業活動における取り組みの継続、職場への浸透により、最終処分率、リサイクル率とも目標レベルが堅持されています。

第10次計画目標

直接埋め立て廃棄物÷廃棄物総発生量を1%以下(当社単体)

循環型社会の実現

分別廃棄のさらなる徹底
グループ全体で管理レベルの向上

水使用の用途と量の詳細把握を実施
水資源のリスク確認


廃棄物総排出量の削減

資源を無駄なく利用し、生産活動で発生する廃棄物を削減すること、リサイクルを推進し埋め立て処分する廃棄物をゼロにすることを目標に活動を継続しています。
2019年度は、製品の梱包仕様を変更することによる廃棄物の削減、段ボールや発泡剤の分別を不要とする改善を行いました。廃棄物総排出量と最終処分率(埋立廃棄物と廃棄物総量の割合)を図17に示します。最終処分率は0.2%であり、目標である1%以下を達成しました。

図17 廃棄物総排出量と最終処分率

【参考】

プラスチック資源循環戦略への対応当社は産業廃棄物として排出する廃プラスチック類の再資源化や適正処理を実施しています。日本政府が「3R+Renewable」を基本原則とした戦略を2019年に策定しましたが、今後、廃棄物管理以外の当社事業との係わりを考慮し、社会課題の解決に取り組みます。


PCB処理の推進

ポリ塩化ビフェニル(PCB)廃棄物の処理は、適正処理等を規定したストックホルム条約に基づき世界的に進められています。国内では、環境省が設立した中間貯蔵?環境安全事業(株)を中心とした処分が計画的に実施されており、高濃度PCB廃棄物の段階的な処分期間終了は2022年、低濃度PCB廃棄物は2027年までの処分期間終了となっています。当社が保有するPCBの処理も国の計画を前倒しで完了する目標を設定しています。目標達成に向け、使用中のPCB含有製品機器(低濃度PCB廃棄物に相当)の停止と保管、処分委託を確実に実行しています。


水使用の用途と量の詳細把握

当社は、水資源を有効に利用するため、個々の工場の水使用状況の詳細把握を進めています。
2019年度の水使用量は5,983千m3となりました(図18)。生産活動に係る利用やボイラの利用などで用途を再確認しながら無駄のない有効利用を検討しています。グループ全体でこの取り組みを展開して水リスクの確認につなげていきます。

図18 水使用量